1月21日から始まる国際公募展「美は国境を越えて」
出展のお声かけをいただき絵を展示する運びになりました。
新聞連載も終わり、時間も取れるので
せっかくの機会と思い過去作品ではなく新たに制作しました。
さて、何を描こう、と
大きなサイズで豪快に動物を、、
それとも人物画、、侍、、う~~ん、
考えた挙句、以前二子玉川のライブペイントでも描いた事のある
西遊記を題材にする事にしました。
古武術大会での棒術の演武を見て、
これを悟空の型に使えないか、と思ったのが始まりです。
つまり動物画と武術画の融合です。
猪八戒は、、服部牧場に豚がいるので
写真を撮っているはず、、と探しましたが
どうやらいつも寝てばかりいるので撮っていない。。
確か草津の熱帯園にもいたので、、探したら資料でてきました。
沙悟淨は、、敢えて今回河童の姿にしました。
元々天界の護衛が濡れ衣で砂の川に落とされ妖怪の様になったのですが…
先の新聞挿絵で随分と河童を描かせてもらい
姿かたちを調べたりしたので
ちゃんと描いてみたくなりました。
そして悟空、こちらはニホンザルに登場してもらいました。
時節柄会場にお越しいただく事はあまり強く勧められませんが
こちらのブログを通してお楽しみ頂ければと思います。
1000枚で4000円以下に限定した半紙の試し書きです。
墨絵教室などで大量に使う目的の半紙探しです。
高誠シリーズ
高誠は因州 佐治川産紙 で漢字用と売り場には表示されています。
31号は濃い墨の表現力があるように見え、
13号は薄墨の表現力がある世に見えます(偶然かもしれないです)
パルプはかなり薄めでひらがな用の半紙に見えますが
それでも他のものに比べると薄墨に表現力があって
つるつるのひらがな用のものよりはしっとりとした半紙の味わいがあると思います。
機山は比較的漢字用半紙に近い描き味
三輪はかなりのっぺりとして紙による表現が物足りない感じ
バガスがサトウキビのパルプから作られた和紙の様、
こちらものっぺりとはしているが
多少の薄墨のグラデーションが生まれていて
竹で作った和紙に近い印象。
雪の子 竹
ひらがな用半紙 多くの小学校で使用している系統の半紙と思います。
雪の子 竹 かなりつるつるした表面、黒い墨の軌跡がはっきりと出る。
薄墨のグラデーションはあまり出ない。
富士銀 ラベル 雪の個よりは薄墨にグラデーションが現れる
表面の光沢はなく 漢字用半紙に近い
金波 再生半紙、、かも。楮紙に描いているような感触。余計なにじみをしないので初心者向きかもしれない。
1934年に創業し、85年の歴史に幕を閉じる東急百貨店東横店
9月26日に始まる解体を前に
その最後の三日間をアートで飾るプロジェクトに参加してきました。
私はずっと東急っ子だったので
常に渋谷に着けばこの建物からスタートしていました。
あって当たり前な、いつの記憶にも常に存在していた建物が
もうすぐ解体されます。
その最後の一時を見送る事が出来て幸いです。
終電後、構内が閉鎖された1:30から
始発前の3:50の間に描きました。
JRの玉川改札正面(百貨店入り口)にあります。
今週末25日までの公開で
26日からはこの改札、通路は閉鎖されます。
9月5日より東川口病院にて
JPAL主催のアマビエ展が始まりました。
病院へいらっしゃる方を対象にした展示です。
開催にあたりましては賛助会員でいらっしゃいます田辺様、
設営にあたった会員の方に感謝申し上げます。
涌井は先に描いたアマビエをカラーにして展示いたしました。
展示したアマビエです。
前回描いた際は顔とくちばしを言い伝えのまま再現しましたが
海でくちばしと言ったら鯨類かな、と思い
そちらに寄せてあります。
海面へ向かいお告げを伝えに行く姿です。
現在連載中の小説の舞台が京都にうつり、
取材のための京都へ日帰りで行って来ました。
おりしも猛暑が伝えられる中、バスの路線図を片手に市内あちこちを周り
午後は坂本竜馬など登場人物の眠るお寺へお墓参りに伺いました。
帰ったあと数日は疲れた、、しか感想がなかったのですが
時間が経つにつれて、立体的に市内の地理が理解できるようになり
行って良かった、、と噛みしめています。