うさぎの描き方


牛、虎と2年続けた
干支の描き方講座です。
来年の干支「うさぎ」は例年ほど書き込んでいないので
描き方講座をやるか迷いましたが
沢山描いた中で気付いた過程などを
少しでもお見せしようと始めました。



ねずみとの違い

ネズミとウサギの違いの前に同じ部分をあげます。
それは両者とも被捕食動物と言うことです。
その為に生き残るすべを両者ともに持っています。
ネズミは敵から逃れるために壁をも伝い歩ける手足、
高いところでもバランスを取れる尻尾を持っています。



狭いところでも邪魔にならない耳、
物をつかみやすい手、
バランスを取るための長い尾、
これらはそのまま、どうやって捕食者から逃げるかに
直結しています。


一方ウサギは
捕食者を発見し、逃げることに活路を見出しています。
その為に目は体の高い位置に付き、捕食者の動き早く発見出来るよう大きな耳を持っています。。
そして早く逃げるために後ろ足が発達しています。



前足は、跳び箱を飛ぶときに付く手の様に
全体重を地面に叩きつけるため
短く太く、手のひらは物をつかめません。

逃げるときはねずみの様に高いところに上る事はなく、
ひたすら地平を進むので
バランスを取る尾は必要なく
捕食者から逃れ易いように短い物が多いです。



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