へびの口

へびの口に付いて書きます。

へびの口、閉じていると一体どこが口なのか良く分かりません。
ウロコの凹凸に隠れて口の線が隠れてしまっています。



一度開けば一目瞭然、大きな口が開きます。
へびが口を開く時は、おおよそ獲物を捕らえる時ですので
年賀状などでは殆ど絵にする事はないと思います。



閉じているへびの口は、
目の下から整然と並んだウロコの下にあり、
下唇にも同じように整然とウロコが並んでいます。
大きく開けられることからも分かる様に
目の位置からかなり後ろのほうまで口のラインは続いています。


ウロコを少なからず書くのでしたら
自然と口のラインも書く事になりますが
うろこをかかないのに口の線だけ書くと却って不自然になってしまいます。



口の線を入れるとユーモラスな
表情のあるへびになりますが
あまり口の線を入れる事はありません。



ご自身の描きたいヘビに合わせて
口をどう表現するか決めると良いかと思います。


作家TOP

へびの描き方TOP