雑誌 剣道日本 目次イラスト

平成24年度


涌井TOP頁

平成24年4月号
(2月25日発売)。

毎年1月頃からつぼみを楽しみにしているミツマタです。
つぼみの形がかわいらしく、黄色い花も花火の様に咲く姿が気に行っています。
ちょうど武道必修感の特集がありましたので
少年剣士と会わせました。
平成24年5月号
(3月25日発売)
特集は足さばき、
足は絵を描く上でとても気持ちを入れている部位です。
足の降り方一つで、体勢も見えて来ます。
咲きこぼれるこぶしの花と会わせました。
皮に包まれたつぼみから、まるで白いハンカチが出てくるように咲く
花の姿がすきです。
平成24年6月号
(4月25日発売)

山の日陰に群生するシャガの花です。
根っこを持ってくれば庭で咲かせる事も簡単ですが
やはり林や山で見たい花です。
剣士は面の打ちあい、お気に入りの絵で
しばらく家の玄関に飾っていました。
平成24年7月号
(5月25日発売)

ホタルブクロと剣士の小手を合わせています。
ホタルブクロは賛同なんかによく咲いている花で、
形の面白さから子供の頃によく中をのぞいて愛でていました。
剣士の胴がホタルの発光色になっています。
平成24年8月号
(6月25日発売)

イタリアで世界剣道選手権が開催され
それに合わせたイラストになっています。
イタリアの花を登場させようかとも思いましたが
分かりにくいので
イタリアの形と国旗が
花と同じくらい面白い構図になっています。
平成24年9月号
(7月25日発売)

鷺草と居合です。
ちょうど居合本のムックも発売され
居合の絵をたくさん描いていた時でした。
平成24年10月号
(8月25日発売)

ほおずき
紅い実が連なる枝は
綺麗な花の様に鮮やかです。
特集の剣道型と会わせました。

平成24年11月号
(9月25日発売)

サルビアと面打ち
特集は「大きく打つ」
さりげなく花壇にあるサルビア、
赤い花がアクセサリーの様です。
平成24年12月号
(10月25日発売)

特集の「竹刀」に
秋の風物詩キノコを合わせました。
中でも形の綺麗なドクツルタケ、白くてきれいですが
人にとっては毒の強い注意すべきキノコです。
竹刀はこれまでで一番至近距離で描きました。
平成25年1月号
(11月25日発売)


第60回剣道日本選手権 結晶の木和田選手の小手を題材にしました。
背景には柊の花を配しました。
平成25年2月号
(12月25日発売)

2月号、発売は1月。
一番題材に困る季節、いつも散策している山で見る
シダを描きました。
誌面の特集は「中心を取る」
平成25年3月号
(1月25日発売)

3月号、発売は1月の末。
その時期でも咲いているナズナを題材にしました。
特集は「残心」
老剣士をモデルに描きました


6年目の剣道&植物シリーズです。
個人的に好きな花をたくさん登場させた年でもあります。
ミツマタとシャガは私の中でも最もよく観察している花の一つです。

そしてキノコも、毎日のように山に足を運び
眺めています。
キノコは以前にも合わせようと画策しましたが
どうにも牧歌的なキノコの形態と
厳しい剣道の世界とが合わさらず断念しておりました。


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