虫の絵1

今年から、目にした虫を写真に撮って
絵にしていこうかと思います。

昆虫は子供のころから好きで
一番親しんだ動物ですが
なぜかこれまで絵にする事はありませんでした。
絵にしても、なかなかその虫のよさを出せないと思っていたからです。

それが昨年、カマキリの幼生を飼育して
目の前で見てスケッチを取り
自分で感じている虫の面白さが少しは出せるかな、と感じたので
自分で見て、写真を撮ったものだけを
絵にしていこう、と考えました。

虫は苦手な方もいらっしゃると思うので
タイトルに「虫の絵」とあったら
見ないようにしてください。

最初は家で巣も作ってもらったことのある
セグロアシナガバチさんです。



2月の終わりの暖かい日に
窓を開けていたら飛んできてサッシに止まってくれました。
これ幸い、と写真に撮り
絵にしてみたくなりました。



ハチのルックスって好きですね〜。
かなり洗練された印象があります。
昆虫界でも最も進化した種属の一つだと思います。


次に見たのはアメンボウ。
水たまりになんとなくいて、
はっと気付いて
こいつも昆虫だぞ、と。
でもすばしっこくて水に近づくだけで逃げられてしまうんですね。
写真に撮ろうとしても小さいし暗いしで
なかなか撮影できませんでした。

それでは捕獲しよう、と
子供にも手伝ってもらい、追い込み漁の要領で
小さな瓶に入れる事が出来ました。

家に帰ってから水に浮かべたり、
石に登らせていろいろと写真を取りました。
餌をあげるのは難しそうだったので
あくる日、逃げてもらいました。


正面から見たアメンボウです。

アメンボウはまた機会を見つけて描いて行きたいと思います。


先日、山に入ると小さな羽虫がたくさん飛んでいました。
羽は見えますが、本体は小さすぎて良く見えません。

ふと足元をみるとちぃ〜〜さなハエが止まっていて、
それがわんさか飛んでいる虫の正体だったようです。

あまりにも小さく、写真に撮っても拡大しないと見えないレベル。
それでも挑戦してみました。



次は今朝見た虫、
地面に落ちてじたばたしている蛾がいました。

よ〜〜く見てみると

小さな蟻が羽を噛んでいます。



モンヤガと言う科の一種らしいです。
正確には同定できません。


最後は結構有名人だと思います、、
ヨコバイ、ツマグロヨコバイです。



ヨコバイと言うのは気配を感じると
さっと横ばいして葉の裏に隠れてしまう
カメムシの一種です。
多分草木の汁を吸うんでしょうね。
これは黒い点が頭と翅の先に付いているので
「つま先が黒い大きな横ばい」でツマグロオオヨコバイです。

子供のころはありとあらゆる昆虫と
慣れ親しんでいたので
また絵と言うツールを使っていろいろとあそんでみたいと思います。

2013年3月28日 16:03:01


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