走る馬の描き方





馬と言えば「走る」イメージが強いですから
走っているところを描く機会も多いかと思います。


走っているときは、馬の顔、首などあまり動かさず
走る邪魔にならないように一番支えやすい位置で固定しているように見えます。
あまり縦に立てていたり
前に倒れすぎていたりすると馬が走っているように見えにくくなるかもしれません。



走っているときは胸の筋肉、後ろ足の筋肉とも
力が入って、盛り上がりがよく見えるようになります。
一番見えやすい線を入れると力強く見えると思います。



体や顔はぶれず、足先だけが軽やかに動きます。
足先は細くなるので絵で表現するときに
ブレや、走っているように見える効果を加えると良いかもしれません。

走っているところを正面から見ると
力強い上半身が主なモチーフになると思います。
その時足は、
・前に出ている
・地面に下ろされている
・後ろに蹴りだしている
の3パターンです。

地面におろしている所はスピード感を出しにくいので
前に出している所か
後ろに蹴りあげている所が絵になると思います。

前に出している所は、胴体よりも手首を手前に、大きく描き
後ろに蹴りあげている所は、前足が手首から先が消え、
代わりに後ろ足が前に出てくるようになります。


また、左右の手足はジャンプをする時以外は全くそろう事はなく
走っているときはほんの少しだけリズムをずらすように
前後にずれます。

恰好いいポーズが描ける様に
写真などを参考に練習してみてください。