馬の鼻



馬の鼻の穴と言えば、でかい、ですよね。
単純に黒い大きな丸を描いても
馬の鼻の穴として表現できていそうです。
でも鼻の穴を黒丸で描くと
如何にも強調されすぎてしまって
あまり恰好のいい馬にはなりません。

馬の鼻の穴は、穴も大きければ
その周りにある小鼻も大きいです。
穴は普段は大きく空洞になっているわけではなく、
穴と穴の真ん中の柱部分が膨らんでいて丸みに沿って平たく穴が開いています。



いざ走りだすと、真ん中の柱部分がしぼんで
鼻の穴が大きく解放されます。
この状態をみると、いかにも鼻の穴が大きいのがわかります。


その穴の外側に大きく小鼻が張り出しています
ですので、穴のあいた黒い部分を大きくするのではなく
小鼻の形をはっきりと描くことで
鼻の大きさを表現できると思います。

大きすぎても不格好になってしまいますし
目立たなくても馬らしくなくなってしまいます。
さりげなく、形を入れられるといいかと思います。