馬の前足



後ろ足はお尻部分から足が伸びているので
比較的形をとらえやすいのですが
前足は胴体から突然出ているように見えて
どこから生やしたら良いか迷ってしまいます。
また、足もただの棒の様で変化につけにくい形をしていると思います。



前足は前の項で触れた上半身の筋肉に挟まれるように生えています。
人間でいうところの、ひじから先が胴体から生えているように見え
この部分は筋肉が数本見えて多少線に変化が求められる部分です。

脚の折れる部分(ひじに見えますが実際は手首))は
骨の形が見てとれて二つの丸い骨が隣り合っているように見えます。

その次の部分は人で言う手のひらに当たる部分ですが
ほぼ骨の形のまままっすぐに伸び

その先に蹄(ひづめ)の付いている「指先」が付いています。



蹄の付いている指先部分も正面から見ると骨が二つに割れているように見え
後ろ側をみると肉球の様な指先の肉の塊が見えます。
ひづめは下に向かって広く円錐状になっていて
人間の爪のように縦に筋がはいっている事が多いです。




走るときは手首部分が前に出て
手首より下部分を後ろに折りたたむように地面を蹴る事が多く
手首部分が後ろへ行ったりはしません。

その為、常に手首部分が前に出ていて
正面から見ると手首の関節が正面に見えて腕部分が見えなかったりもします。