イノシシの描き方

イノシシの耳



大まかな顔の形と目の位置を説明してきました。
イノシシはあまり顔を構成するパーツがなく、後は耳くらいな物です。

耳は、鼻と目をつなげた直線の、ほぼ延長上にあると思われます。
先の目の位置で少し触れましたが
鼻元と耳のちょうど中間あたりに目があり、(年齢によっては鼻筋が長くなるので目がやや耳より)
耳は目の後方に位置します。



イメージよりも大きく、丸くて可愛い耳です。
良く見ると耳毛がふさふさと生えています。

この鼻先〜目の位置との関係は
イノシシが横を向いても同じです。



丸くて大きな耳、ではありますが
体中ほぼ毛でおおわれているのであまり目立ちません。
牛や馬は耳が独立して立っているから描き忘れたらおかしいですよね。
虎の耳もそこだけ模様がなく黒いのでちょっとした特徴になります。
ですがイノシシの耳は、、もしかしたら描き忘れても気付く人がいないかもしれないです。

ただ、全身に多様な毛でおおわれているイノシシの絵を描く時に
「ここまでが顔ですよ〜」と知らせる部品になるのではないでしょうか。
正直耳を描かないとどこまでが顔でどこからが胴体なのか判別しにくくなります。

顔の部位をはっきりさせるためにも耳の位置をしっかりと描いた方が良いと思います。




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