横濱JAZZプロムナード

プロムナード・スケッチ





横濱JAZZプロムナードで見た演奏を
スケッチしてきました。
(詳細はえかきさるブログにあります。)

まず最初は、関内小ホールで見た川上さとみさんです。

後姿なのが残念な、きれいな方でした。
早くに入っていい席を確保しないとね。
でもど真ん中でスケッチは目立ちすぎるので
やはり隅の方でこっそり、となります。

この手先に音が宿っているようにも見え…。

次は場所を変えて、、

みなとみらいホールでの松島啓之さん。
格好いい出で立ちに思わず筆がすべる。
まだまだ気負いすぎで、いい絵にはなっていません。
せっかくのいい演奏とスタイルなのに。


原朋直さん。
安定感、存在感、そして音が立っている。
大きなホールで距離もあって
このくらいが限界かなぁ。

秋吉敏子さんのステージも拝見しましたが
存在を受け止めるだけで精一杯、
とても絵にはできない、、
就業が足りませんね。


この日の特別編成バンドのかたがた。
ドラムの川口弥夏さんのプレイが、
肩から感情がにじみ出ていて
観ていて楽しかったです。
音を聞いて口ずさみ、体全体で音楽を受け止めて
ドラムで表現する。
もっと近くで見ることができたら
ちゃんと描きたかったですね。。。
2階席からのスケッチでした。


ジャズ・バー BARBARBAR でのステージ。
ジャズバイオリンが好きで駆けつけましたが
フラメンコサウンドのライブでした。

バンドの波を受けて
バイオリンで音を表現する平松加奈さん、
感じて、創り出す様は絵の題材としてとても興味深かったです。


そして最後に
関内大ホールに戻り
すぐ近くの関内ホールへ。
カルメンマキさんと板橋文夫さん、バイオリン太田惠資さんのセッション。


板橋さんのピアノプレイに釘付け!
そして呼応するようなカルメンさんのボーカルに圧倒!
二人を包むようなバイオリンに感動!

気がつくと板橋さんの姿をスケッチしていました。



ライブをスケッチするときは
まず何にしても音を感じて、感じて
何かを掴んでから表現…
そんな事も久しぶりで忘れていました。
目の前にある映像を、ただ紙に写したって
何も生まれやしない。


いい絵を残そう、とか
作品にしよう、と思っても
結果は生まれず葛藤が紙に残るだけです。
楽しんで、感じて、
演奏者の律動が目に見えた時に
やっと描きたいものが届く
これはきっとジャズだけじゃなく
スケッチだけじゃなく
どの絵も一緒だと
そう思いたいです。

演奏の感動と、絵への思いと
たくさんのものを与えてくださった横濱JAZZプロムナードに
感謝をしたいと思います。

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随時削除いたします。