「窓」をシングルカットして大ヒットさせる会主催
小川美潮さんを囲むパーティー
at RAKUYA nakameguro

ある夜のこと、
小川美潮さんの再発CDの情報を探していたら
思いがけず中目黒・楽屋でのライブを見つけてしまった。
楽屋と言えばベースの水野さんがよく使うお店で
何度も絵を描きに行ったことのある場所だ。
CDで良く聞いていたアーティストがなじみのお店でライブをやると聞いては
見捨ておけない。早速申し込みをしてしまいました。

しかも「窓」をシングルカットして大ヒットさせる会、なんて。
なんて素晴らしい組織なんだ!
個人的に名曲と心に残していたが私一人ではなかったのだ。


しかも事前にパーティーでの一発芸などを募集していたので、ずうずうしくも
「絵、描きます」とお伝えしたところ最前列の席をご用意してくださったのでした。
ご配慮に感謝すると共にこれは簡単なスケッチで済ますわけには行かないぞ、と。

で、描かせていただきました。
一曲目は「Four to Three」今回絵描きが待ち兼ねていたアルバム「4to3」
2番目の曲です。ご挨拶の顔みたいな曲ですね。
一枚目なので落ち着きながらスケッチ。


2曲目にはなんと細野晴臣さんのプロジェクト「LOVE,PEACE&TRANCE」から
HASU KRIYA(ハスクリア=蓮clear)を披露。
いや〜この曲をライブで聴く日が来るとは思わなかった。
すっかり雰囲気に飲まれ、薄墨でイメージ先行に。



ところで美潮さんの後ろで好き勝手に
Baseをぐいぐい引いている人がやたら目立っている。
こりゃ面白いとばかりにスケッチ。
他のミュージシャンの方々も全員描きたかったのですが
ピアノはステージと逆方向だったり、他の方も陰に隠れてみえなかったりで
叶いませんでした。機会があったらもっと描きたかったな。



3曲目からはこの日体調不良で見えなかったGuitarの板倉文さんを
バックアップするために美潮さんがギター・ベースを。
Baseの大川俊司さんがGuitarを担当しました。
楽器を持っているので形が崩れない様にしっかりスケッチ。


Baseの美潮さん越しに。美潮さんを凝視しながら
乗りに合わせてパーカッションのMac清水さんがコンガを叩く。
その視線はそのまままっすぐ絵描きにも届き
「オレの事も描きなさいよ」と言う天の声を受け取り(Macさんの声?)スケッチ。



ライブも終盤。
「恋」
それまでさんざん笑わせていたステージが再び美潮ワールドに。
笑いも美潮ワールドですけれども。
続いて演奏の「窓」はじっと聞き入る。
多少でこぼこ感のあった演奏もボーカルが前に出た途端
行き先が定まった隊列の様にピシッとタイトになり
うたが進むに連れ美潮さんの表情が子供の様にきらきらしてくる。
この一曲だけでもどんなに価値のあるライブだった事か。


そしてラストはアルバムでも「窓」のあとを飾る「おかしな午後」。
じっくり聞かせたあとに、「あぁなんかもうわかんないわ」と歌う展開が好き。
曲の楽しさを表現したかった。
立ち位置や形をどんどん崩しちゃった方がおもしろいかも。


と言う訳で
好きなアーティストを目の前で見て絵を描けると言う
幸運に恵まれた絵描きでした。
素晴らしいパフォーマンスを見せて下さった小川美潮さんとメンバーの皆様
企画されたakisyさん始め窓会の皆様(いや〜、窓は是非シングルにすべきです!)
そして最後にこの日、司会進行を勤め全てをまとめ上げていらした
タレントのすなほちゃん。

最後にお得意のものまねのレパートリーを披露してくださいました。
みなさん、お世話になりました!

小川美潮さんのページ
akisyさんのページ
すなほちゃんのページ